協賛企業様インタビュー
ギャガ株式会社様

ギャガ株式会社 小竹様インタビュー

今回はギャガ株式会社の執行役員、コンテンツ事業部長代理、国際事業グループ、契約グループ、特別事業担当兼企画制作コミッティリーダー担当の小竹様にインタビューさせて頂きました。映画配信や映像セールスに興味がある方、映像業界について知りたい方、ぜひご覧ください!

―映像制作実習に協賛してくださった理由をお教えて頂きたいです。
学生の皆様の若い感性と才能が映像制作のなかでどのように表現されるか興味があり、今後ギャガとのご縁がつながればと思い、協賛させて頂きました。また今年はコロナの特別な状況でもある中で、皆様がオンラインや、リアルの時間を経て、制作された作品には特別に興味をひかれております。

―これまで携わった業務、現在どのような業務に携わっているのかを教えてください。
映画の配給会社におりますので、関わる業務全般です。皆様に近い所では、映画の製作はおこない、今は洋画の買い付け、また邦画の海外セールスをしてます。そういった全般のラインナップをそろえることも仕事の一つです。

―海外セールスということに関しまして、昨年度コロナウイルスの影響により海外との接触が難しくなってしまったかなと思うのですが、何か今までとの違いとか大変だったことなどはございますでしょうか。
まず映画祭がほぼオンラインという形になったというのは大きな違いだったと思います。映画祭で、監督や役者、スタッフがレッドカーペットを歩いて、上映があり、現地や映画祭に出向いた観客から反響をうける、ということが実感できなかった。それでも、オンライン、映画祭同士の連携で作品のハイライトをつくるべく映画祭の様々な模索があったかと思います。
セールスや買い付けをする為の実質的な打ち合わせのマーケットという場もオンラインになりました。むしろマーケットの期間に限らないコミュニケーションの時間も増えたように思います。

―ありがとうございます。逆に良くなったことなどもしありましたら教えて頂きたいです。
コロナの影響で、オンラインになり良かったことは正直私は感じられてはないです。今までだったら時間に収まらない、余計なコミュニケーション、こぼれ話だったり、ちょっとしたすれ違いざまのしょうもないやりとりがあってそこから生まれたことがあったと思います。オンラインの場合はある時間の中にきっちり納めていく。1:00~1:30はA社と打ち合わせをやるけど、1:30になったらそれは切れて、1:30~2:00はB社と打ち合わせをすることがスケジュールされる。けっこうきちきちにつなげていくことになりました。そういった意味で効率化ということにはなるのでしょうか。なれてくると、この時間内に話をおさめよう、という意識が高くなりました。

―映画を買い付ける際に、小竹様が大事にされていることはございますでしょうか。
その作品を信じられるかどうかということですかね、信じられるっていうのは心に届くか、あったまれるか、ていう割とストレートな話です。それがあるとしたらこういう風なビジネスが出来るだろうなっていうことを膨らませて考えていけます。
-信じられるかどうか、人の心に届くっていうのは小竹様自身例えば直感だとか、又は何か基準があるなどというのはございますか。
特には無くて、映画を観た時に単純にすごく驚けるかとか、ショックを受けるとか、すごく優しい気持ちになれたとか、元気がでたとか、泣けたとか、それは色んな感情で良いと思うんですけれども、その振れ幅みたいなものが大きいものというのは人への伝播力があるんじゃないのかな。それは、完成している作品に限らず、脚本やプロットからも生まれてきますよね。

―上映会についてお聞きしたいのですが、今回映像制作実習初の試みとしてリアルタイム配信を実施いたします。家から出ないお客様に楽しんでいただくというという形なのですが、このことをどうお考えでしょうか。
実質的にはこういう状況なのでいたしかたないかと思います。もちろん皆様もリアルでやりたかったんだろうと思います。それで見て頂く方が増えるということはあるのでしょうか?上映会にいると雰囲気でうけたなとか、寒かったのかなとかわかると思うんですがそのFB的なものはどう感じようとされていますか。

―オンライン配信を見てくださった方にアンケートを実施して、それでFBを頂ければなとは考えています。直接やりとりすることは出来ないので、アンケートやツイートをしていただくというようなFBの形になると思います。

その場に居て感じられる空気が、多分上映会としては大事なことのひとつだと思いますので、できるかぎりご感想が拾えたらよいですよね。

―これと関係して、映画界を賑わしている劇場と配信の問題ですが、配信事業が盛んになっていく中で、劇場と配信が共栄してくにはどのようなことが重要だとお考えでしょうか。

重要なことは、作品を供給する側は劇場、配信の特徴を、観客側は楽しみ方をよく意識することかな、と最近は考えています。暗闇の中で、他者と非日常を共有して伝えられること、スクリーンの体験としての違いがあると思います。日常の中での作品としての楽しみ方、広がり方もあると思います。ときには、クロスする場合もありますし。私たちは作品ごとにその違いをよく考えて展開することが大事なのだろうと思います。

―最後に映像業界、ギャガ様を目指す就活生、学生にメッセージがあればお願いします。
コロナを経て大学生生活を送られる方、社会人になられる方で映像業界を目指される方、とても貴重な体験をされているかと思います。その時に感じたことがいろいろあると思います。今までからすると不自由な環境であったり、先程もあったようにポジティブな面もあるんじゃないかという考えもあったり。そういうことをどういう風に社会に出た時に活かしていけるのかというのを、会社にいる側からすると聞きたいように思います。学生さんであるときに感じられていることは社会人である我々には感じられないことなので。そういった体験が生み出すことを是非知りたいなと思います。

―そうですね、これを貴重な体験だと捉えて自分の糧にして、今後の将来の為に役立てるチャンスだと考えて、この映像制作実習の上映会も今後の大学生活も励んでいきたいという風に改めて思いました。


以上ギャガ株式会社小竹様のインタビューでした。映像業界について視野を広げるきっかけになったのではないでしょうか。貴重なお話ありがとうございました。