助監督担当石田インタビュー

明けましておめでとうございます!
佐藤班「冷めるのを、待っている」広報・ブログ担当の木造です。

第3回は縁の下の力持ちすぎる助監督、我が班を誇るムードメーカーの石田にインタビューをしました!彼女の良さが詰まっている、クセ全開の回答を頂きました!笑

是非お楽しみ下さい!

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Q:撮影お疲れ様でした!改めてになりますが、今回助監督に立候補した理由を教えて下さい。
 雑用しかやることがなかったからです。佐藤班のメンバーと最初顔合わせをしたときに、「サークルでずっと編集していました」「私、メイク動画でめちゃバズってます」「映画で出来るポジションは全部出来ますよ~」「ボク、映画用のカメラを一括購入しました」といったような、大変素晴らしい自己紹介をされた方が多くて、「あ、私いなくても映画出来るなこれ」と自分自身の存在に対する危機感を覚えたんですよ。大学三年の後期でなんのスキルも極められていない自分の怠惰を呪いました。で、役割分担の話し合いのときに「何も出来ないんで雑用やります~」って自虐気味に笑ってばかりいたら、なんか知らないけど助監督になっていました。


Q:佐藤班では石田さんと冨岡さんの2人に助監督を務めてもらっています。これまで二人三脚で仕事をしてきた2人ならではの裏話があったら教えて下さい。
 
 助監督って撮影では主に、気遣い、フォローを担当する仕事らしく(未だにあまり分かっていない)、カメラの前でキャストさんを見守るだけではなく、それこそいろんな雑用をするんですね。
 休日のデートシーンを撮影するにも関わらず、撮影が平日だったので、小学生の下校時間と被ってしまいまして。人生初めての撮影は、カメラから遠く離れ、ずっと小学生や近所のおばあちゃんに事情を説明していました。小学生が岡本さんのカメラを見てすごく嬉しそうに「どんな映画撮るの?」と聞いてくるので、軽く作品のネタバレをしたんですね。そしたら小学生たちが喜んで「あの女の子が~~~する話なんだって!」「あの男の子が~~しちゃうんだって!」とめちゃくちゃ大きな声で他の小学生に広めるんです。私はほほえましく思ったのですが、監督には「音声にネタバレが入るからちょっと」と凄い剣幕で注意されましたね。ええ。
 あと、助監督の仕事の一つには「エキストラを集める」というのもあって。今作に出ているエキストラは学校シーンは冨岡さんのサークルの後輩や友達のみなさま、カフェシーンは石田の学部の友達のみなさまが担当してくださりました。エキストラの方々には「キャストの会話を阻害しないように小声で会話をしてください」と結構難しいオーダーをしました。彼らの作り上げた素晴らしい高校生、素晴らしいカフェのお客様をとくとご覧あれ!
 それでいうと、冨岡さんも私も何度もエキストラとして出演しているので知り合いの方、探してみてください。泣きます。
 

Q:助監督として撮影に参加してみて、1番印象に残っていることはなんですか?

 健斗役の加藤さんの担当シーンがすべて終わり(業界用語でオールアップというそうです)、加藤さんに「お疲れ様!」という意味合いの花束を渡したんですよ。そして、加藤さんはこの撮影の後すぐに用事があるそうで、撮影場所から最寄り駅に走るバスに早くお送りしなくては、という流れになったんですよ。加藤さんの撮影は終了していたのですが、これから残りのキャスト二人で大事なシーンを撮影しなければならないという状況でした。私が加藤さんのお見送り役を一人務めることになりました。
 しかし、時間は意外と容赦なく迫っていたのです。撮影場所からバス停まで1kmぐらい、加藤さんが乗らなければいけないバスはあと5分弱で到着。もうゆったり歩く暇はない。終わって感慨に浸っている加藤さんに対して、最後まで難しい役を演じられ、花束を片手に持っている加藤さんに向かって「走らないと間に合いません!!」と叫び、一生懸命死にそうな顔をして二人で走りました。片手に花束を持って一生懸命走り、はぁはぁ息を荒くして苦しそうな顔をしている加藤さんを見て、高校生からふっと抜けた素の加藤さんが見れた気がして、失礼ですが面白かったです。(笑)助監督ならではですね。(笑)
 

Q.石田さんと言えば、現場にいるだけでみんなを笑顔にするムードメーカー!なんでそんなにいつもパワフルなんですか!?笑
 
 撮影前にしっかりと、レットブルやドデカミンといった栄養ドリンクを摂取しているからです。気怠い甘さと毒々しい後味は撮影前にはぴったりなので個人的にはおススメです。また、撮影中は横隔膜をしっかり使った腹式呼吸を心掛けています。合唱部時代から残る遺産みたいなものです。偉そうなことを言っていますが、実際はシリアスな雰囲気に耐えられないだけです。生きていて余裕がないので、ちょっとした空気の変化でおかしくなるんです。緊張で身体がガチガチになって、撮影監督の買った高級機材をぶっ壊してしまうのが目に見えています。もし機材壊したら、マジで人生終わるレベルの請求が来るので(笑)まとめると、物を壊したくないがためのムードづくりです。粗雑に物を扱う癖は直したいものです。


Q.作品にちなんで、高校時代の思い出を教えてください。
 
 私の高校は共学の高校で、しかも映画と同じようなセーラー服が制服の高校だったんですよ。高校一年生のとき、好きだった同級生の男の子がいまして。その男の子と放課後の夜、かじかんだ手を温めながら雪道を歩く機会がございまして。丁度お月様が綺麗だったので、「月が綺麗ですね」って言ってしまったんです。そしたら、彼は「夏目漱石の逸話?」と私に言い、pixiv百科事典の「月が綺麗ですね」という項目をスマートフォンで見せてきたのです。そこには" I love you "の日本的意訳と書いてあってすごく恥ずかしくなったんですね。でもいい機会だから告白しようと思いました。しかし、ここで私の悪癖が発動してしまいます。好きなものや人ほど批判的で悪口を言ってしまうし、私は思ったことをすぐに言ってしまう癖もあるのです。だから、「T君、クラスで二番目にに好きだよ」と告白してしまいました。T君は「ごめん、石田のことクラスで四、五番目ぐらいに友達以上恋人未満」と告げて私を振り、頭をポンポンと撫でてくれました。そこから諦めきれずに卒業まで何度もアプローチを積み重ねましたが、卒業した後彼は二年間浪人し、そこからどうなったのかはわかりません。私の熱さに引いちゃったのかな♡ ざまあみろって感じです。


Q.タイトルにちなんで、「冷めるのを待ちたい」くらいにハマってしまったものは何ですか?
 
 自粛を促されたコロナ禍。『Fate/Grand Order』というソシャゲにも少しハマって。オタクなんです、自分。ゲーム自体も名シナリオ連なるとても良いゲームなのですが、このゲームには他人に自爆を強要するキャラクターがいるんですね。どんなに優秀で愛らしいキャラクターも容赦なく生贄にするその残虐な性格と、自爆という語彙そのものにハマってしまいました。なので、撮影中しくじっていろんな人に迷惑をかけてしまい、自己肯定感がちょっと下がっても、頭の中で「(自分に向かって)自爆しちゃえ!」「(対象物に向かって)自爆してしまえ!」と念じるだけで、なんということでしょう。嫌なこと全てが笑いになって爆散いたします。………次の撮影では、あなたを爆破しますよ?ふふふふふ

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上映会まであと2週間を切りました!
撮影担当を中心に、年末年始関係なく編集作業を進めております。
悔いの残らない作品を上映できるよう、最後まで思考を続け粘り続けたいと思います!
(1/5執筆)