こんにちは。『花と修羅』広報担当の佐々木です。
本日はキャスト紹介です!
『花と修羅』あらすじ 四谷の女子校に通う緑。書道部の後輩だった花が死んだある日、赤い髪を持つ少女、伊和が転校してくる。大人しかった花とはまるで正反対な、自由奔放な伊和が書道部に入部したことで、何かと振り回される緑。しかし、徐々に、緑は伊和を通して、見えていなかった、見ようとしていなかった花の姿を発見し始める。
各キャストさんから事前にいただいたコメントと、監督からのコメントをご紹介していきます。
田宮緑役 田幡妃菜さん
田宮緑という役に出会い向き合っていく中で自然と現場に入ると、普段の私とは違い言葉数が減ったねと伊和役の瀬戸さんに言われたり、あっ今緑になってたなと感じる事が多々ありました!
撮影では1シーンずつ丁寧にリハーサルをし、少しでも違和感を感じるところがあったらスタッフさん、キャスト全員で話し合い、共有し全てのシーンを作り上げています。
このストーリーがどのような結末を迎えるのか、そして緑がこの先どう生きていくのか、考えながら観て頂けると幸いです。
監督より:
オーディションで田幡さんが緑として第一声を発した時、大げさだと思われるかもしれませんが、たしかに一陣の風が吹いたのを感じました。今となっては、田幡さんのために緑というキャラクターが生まれたとしか思えません。
スタッフと無邪気にケラケラ笑い合っていたかと思うと、いつの間にか緑になって一人で窓の外を見つめている。そんな田幡さんに、現場のスタッフ一同骨抜きになってます。
田幡さんの繊細な表情を取りこぼさないよう、繊細に作っていきたいです。
石神伊和役 瀬戸真莉奈さん
少し謎めいていて独特な雰囲気を纏っているような、それがこの作品に対する最初のイメージでした。だからこそこの作品を形にしたらどうなってしまうのか、そこに私自身惹かれたんだと思います。
後悔、苦しみ、怒り、こうした感情はきっと誰しもどこかで経験します。その傷とどう折り合いをつけて生きていくのか、この作品がそのヒントになれば嬉しいです。諦めないで、前を向き再び歩み始める力を、あなたの人生に。どうか、届きますように!
監督より:
伊和というキャラクターを、果たして3次元の人間が演じられるものだろうか…?という不安を、勢いよく吹き飛ばしてくれたのが瀬戸さんです。
実は偶然、去年の映像制作実習作品『咲の朝』にも出演されている瀬戸さん。役のために髪を赤く染めてくださる思い切りの良さにも惚れました。
瀬戸さんの、現場を包み込むような優しさと聡明さに、毎回毎回助けられています。
きっと、瀬戸さん演じる魅力的な伊和の一挙手一投足から目が離せなくなるはずです!
三宅役 松下哲さん
今回お声がけをいただいて「私でお役に立てるなら」と即答したものの、この作品が若者の将来にも関わることだという責任の重大さに後になって気づき、「本当にお役に立てるのか…?」と緊張しながら年越しをし、そして撮影日を迎えました。
屋内外問わずとても寒くて、とくに田幡さん、瀬戸さんはじめ、制服姿の皆さんは大変でしたね。風邪などひかれてないとよいのですが。
山崎さん、スタッフの皆さんの作品への想いを感じつつ、限られた時間の中で、普段の現場と同じように臨めました。
私にとっても大変貴重な機会をいただき感謝しております。ありがとうございました。
いつかまた皆さんと現場でお目にかかれるよう、これからも頑張ります。
監督より:
緑と伊和の2人だけの世界を壊さずに、けれど2人を取り囲む現実との架け橋として確かに存在してくださった松下さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
『眠れなくなるほど面白い 図解 数列の話』(おすすめ!)という著書もある松下さん。偶然、本の中には、自然界にある対数螺旋の例として、映画のモチーフであるカタツムリも登場しています。思わず「先生」と呼びたくなってしまう松下さんの包容力にご注目ください。
いかがでしたか?制作もいよいよ大詰めです。みんな魂削ってつくってます。
上映会でお会いできることを楽しみにしています!それでは!
-上映会情報- 日時:2023年1月21日(土) 場所:早稲田大隈講堂 入場料:無料 4作品上映予定 ※新型コロナウイルスの感染拡大の状況により、変更、中止の可能性がございます。
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